2008年1月23日水曜日

ライフログ

ゴードン・ベル氏の試算では、私たちの人生はざっと3テラ(兆)バイトくらい。 
費用15万円くらいで人生を保存できる時代だというニュースにびっくりした。

ライフログとは:
ブログをさらに人生記憶装置として扱うようなもので
会話、買い物、行動など人間の生活に関わる全てのことを記録して
整理したデータのこと。

一生を記録するのに必要な記録媒体の容量について

ゴードン・ベル氏の試算より



ゴードン・ベル氏がプロジェクトを開始した2001年以降、彼の目の役割を果たすデジタルカメラが
30秒に1回、シャッターを切り1日の行動を次々をHDDに焼き付けている。
請求書から遺言書までデータで保存し、紙で保存しているのは大学の卒業証書くらいなもの。

これが社会に普及するとすると、病歴の把握や、認知症の人が過去に何を食べたかなどを確認して
アドバイスができたり、ビジネスでいうと会議での模様を自宅で詳しく確認できるなどの用途として
使われるようになってくるのでしょうか。

身近なデジタル機器の歴史として
ソニーがCD(コンパクトディスク)を世に送り出してから約25年。
HDDの小型化やNAND型フラッシュメモリー開発の競争の中、iPodなど携帯音楽プレーヤーが大きく伸び、
記憶装置の技術革新で音楽の聴き方がライフシーンの多様化に沿い大きく変わりました。

デジカメ付き携帯電話に限らず、手のひらサイズのデジカメとブログの普及で
ちょっとした風景や、料理など目にして記録としてキープしたいものを気軽に
記憶媒体に残すことは若者世代を中心に定着しています。

携帯電話に搭載された全地球測位システム(GPS)を使って利用者の消費動向を把握・分析して
利用者に役立ちそうな情報を提供するモバイルキャリアなどのプロジェクトも目立っています。

そして、今や、自分の人生の記録を、HDD2兆8200億バイトを15万円で保存できる次世代というのか
さらに人の生活に記憶装置がどんどん入り込む時代がやってきているのでしょうか。

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